カラコンのつけ方

十分に手を洗う

石鹸を使いよく手を洗いましょう。
清潔なタオルで、手に水分が残らないように丁寧にふき取ります。

レンズの状態を確認します

ケースからレンズを取り出しましょう。
ケースから取り出したらレンズの端をつまみ、軽く振って水分を切ります。

レンズを人差し指にのせ、以下の点を確認してください。 ・裏表が逆になっていないか。裏（眼球に接する面）を上にしましょう。お椀のように上向きにカーブしていればOKです。
・変形していないか
・異物や汚れが付着してないか
・傷がないか

確認できたら、いよいよ装着していきます。

指を使って目を大きく開く

①カラコンを「利き手の人差し指」に乗せたまま、同じ手の「中指」で下まぶたを下に引っ張ります。
②逆の手の中指で、上まぶたを上に引き上げます。
③大きく目を開いて、黒目がすべて見えているか、まつげが上向きになって眼球に重なっていないかを確認しましょう。

レンズをつける

目を大きく開いたまま、黒目が正面になるようにまっすぐ前を見ましょう。
人差し指のレンズを黒目の上にそっとかぶせましょう。
のせたら静かに指を離します。

すぐに指を離すと、レンズが目から指に離れてしまいます。少しだけ待つと、目の表面の涙がレンズに吸い付きますので、指からレンズが離れるようになります。

装着したら何度かまばたきをして、外れないことを確認しましょう。
これでレンズの装着は完了です。

装着しているときの注意

装着時間の目安

装着時間は必ずそれぞれの商品に書いてある装着時間を守るようにしましょう。
ただし、目の渇きや痛みを感じたら装着時間にかかわらず、すぐに外すようにしましょう。

初心者の方は、初めのうちは6時間くらいで外すようにしたほうが安全です。慣れてきたら、徐々に装着時間を増やしていってもかまいません。

洗顔時の注意

シャワーや洗顔をする場合は、必ずコンタクトレンズを外しましょう。
水でレンズが流されてしまい紛失してしまいますし、一度床に落ちてしまったレンズは細菌などが付着して角膜炎などを引き起こす恐れがあります。

就寝時

ワンデー以外のカラコンでも、就寝時は必ず外してから寝るようにしましょう。
つけたまま就寝すると、カラコンが目に張り付いたりして、眼球に傷をのこす恐れがあります。

カラコンの外し方

十分に手を洗う

つける時と同様に、十分に手を洗い水分をふき取りましょう。
ワンデー以外のカラコンでは、カラコンに汚れが残ると細菌などの繁殖の原因になります。

目を大きく開く

「利き手とは逆の手の中指」で下まぶたを下に引っ張り、「利き手の中指」で上まぶたを引っ張ります。
この後の手順で、「利き手の人差し指」でレンズを外していくことになります。

レンズをずらす

利き手の人差し指でレンズに触れ、黒目から少し下へずらします。レンズの下半分が黒目からずれるようにしましょう。

レンズが動きにくいときは、まばたきをして涙が出るようにうながすか、目薬を差してレンズが水分を多く含むようにしましょう。

瞳からレンズを外す

ずらしたレンズを、そのまま人差し指と親指の腹で軽くつまんで取り外します。

取り外した後に痛みや違和感、充血があるならば、しばらくカラコンの使用はやめ、眼科を受信しましょう。